今回の講師は、救急救命士の資格をお持ちの若き消防士さん。
なんと養生幼稚園の卒園生でした。先輩の活躍は嬉しいですね。
今回は乳児・小児に特化した救命講習です。
成人タイプの人形を使った講習とは違う点も多く、心臓マッサージの力加減も
なかなか難しかったです。
印象に残ったのは、『緊急時、普段通りの呼吸ができているかどうかを判断するためにも、
お子さんの平常時の胸の動きなどを観察しておいてください』という言葉
万が一のときに冷静に行動するためにも普段からの観察が重要なのだと感じました。
AEDも日々進化していて、小児用パッドを出さなくてもスイッチ一つで小児モードになったり、
メトロノームで心臓マッサージのテンポを教えてくれたりと知らない機能がありました。
いざという時に、ためらわなく使えるようにするために講習を受けてAEDに慣れることが大事だと
思いました。
参加者からは、
「毎年講習に参加することが大事かなと思えた」
「実際に体験して初めてわかることが多く勉強になった」
「自分の子、他人の子を助けられるように勇気を持って行動したい」といった感想がありました。
最後に講師の方からも、「救急車が来るまでの対応がとても大事。ぜひ周りの保護者の方にも伝えてほしい」という熱い思いも伝えられ、ぜひ多くの人に受けてもらいたい講習だなと感じました。